こんにちはToTToです。
いやーゴールデンウィークですねー
緊急事態宣言が出てたりで、ここぞとばかりに電子書籍サービスがCMとかキャンペーンしている今日この頃ですが、いかがですか?
ちなみに漫画サービスのキャンペーン状況はこんな感じでした!
■ゴールデンウィーク漫画サービスのキャンペーン状況
DMM:人気の作品が無料&60%ポイント還元セール【DMMブックス】
ebookjapan:GW特別企画電子書籍をPayPayで購入すると最大50%相当戻ってくるキャンペーン
BookLive:会員登録でもれなくプレゼント! 50%OFFクーポン
漫画王国:5月2日で80%還元終了
めちゃコミック、コミックシーモアもなんかやってる気がします!
とくにDMMブックスは、この前「100冊まで70%offキャンペーン」して、さらにGWを狙いすましたように60%ポイント還元セールやってたりして、かなり戦略的だなと思いました。
■DMMブックスの戦略について
70%offで新規のユーザーを獲得した後に、GWに向けてまたやってくるあたりさすがだなと思いました!
今思うに、推測ですが
70%offの時は、出版社と作家との交渉は大変なので、その2つの取り分は通常通り残しておき、DMMの利益はない状態で、新規ユーザーを獲得しにいったんじゃないかと。
GWで再度キャンペーンをやることで、新規のユーザーからの回収まで見込んでいたのかなーと思いました。
そして、100冊というのはかなり絶妙なラインだったなと。
電子書籍のサービスを使うときに気になるのは
・つぶれないか(買った本が読めなくなったりしないか)
・いろんなサービスのアカウントがいっぱいになるのは嫌だな
・自分が欲しい本のジャンルは充実しているか
なのかなと思いますが、
ひとつの電子書籍のサービスで100冊も本を買えば、一躍メインアカウントに早変わりです。
今まで他のサービスで電子書籍を集めてても、100冊未満なら、DMMの方が多くなるので、今後もDMMをメインにしていくという形になるんじゃないかと思いました!
100冊も本を買う人は、基本的に本好きで、漫画だけじゃなく、ビジネス書、小説など
まあ、ロイヤルユーザーのはずなので。
そのロイヤルユーザーを大量にゲット、もしくは、他のサービスから事実上鞍替えさせることは今後の売り上げにダイレクトに響くだろうなと思いました。
逆にいうと
本好きロイヤルユーザーをどれだけいるかが売り上げに直結するという構図になっていく気がします。
■いまの電子書籍サービスと今後の業界について
なんだかんだで、マンガ市場は全盛期を上回ってきていて、それには、電子が欠かせない存在なんだと思います。
マンガ市場が95年の出版全盛期の時代を取り戻したどころか、それを上回って大きく伸びている件について。
— もりみちはる (@moritsuu) 2021年2月26日
一喜一憂しているわけではないですが、単純に嬉しい。https://t.co/BIPEoqDSEN pic.twitter.com/eFU5oOXqFA
そして、今後もっと電子の売り上げが上がっていくんじゃないかなと。
いまの電子書籍サービスについて、だいたい下記の3パターンくらいのような気がしていて、
・出版社系の電子書籍、アプリ
・本屋系の電子
・デジタル系の電子、漫画アプリ、読み放題サービス
3すくみの構図の中で、今後デジタル系が抜けていくか楽しみです。
出版社:売ってくれるところがリアル、デジタルで増えることは望ましいが、どこか一つが力を持つと、マウントを取りづらいので、うまくバランスを取りながら、業界を成長させていきたい
本屋:リアルとの兼ね合いでデジタルは大々的なキャンペーンをやりづらいはず。取次とか店舗の方とかから横槍が入ったりして。
だけど、リアルとの強みもあるので、総合力で勝負していく方向なのかなと。
店舗受け取りとか、なんでも電子書籍になっているわけではないので、名作や雑誌、などいろんな総合力での便利さ勝負。個人的には書店員のノウハウをレコメンド機能に入れていったりしたら面白いなーとかおもっていたり。
デジタル系:ユーザーの取り合いになるのではと。今回の70%のようなのがいろんなところで起こるかも知れないし、
またはもっと成熟してきたら、携帯みたいに、乗り換え割みたいなのが出て来たりしないかなーとか思っています。
いろんな電子書籍サービスに点在している作品を、乗り換えてくれたらこっちのサービスで見れるようにします的な形で3強くらいに絞られたりして。なんて思ったりして。
ただ、よくも悪くも売り場になるので、どこが一つが圧倒的に強くなるような感じにはならないんじゃないかなーと。
あとは、韓国のWEBTOONと提携したりしている、lineマンガとピッコマが今後どうなっていくか。成功して新しい風を入れていくのか、あとは、lineマンガはオリジナルもやり始めそうなので、今後どうなっていくか気になるところです。
オリジナルをやるにしても、漫画家志望者はやっぱり大手出版社にいくと思うので、
面白い作品ができるのか。
もしくは、割り切ってマーベル的な分業制のフローを確立して行ったりするのか。
そう考えると、いろいろ多角的にやっている角川とかは、
原作つくる(小説家)
漫画をつくる(出版)
アニメをつくる(アニメ会社)
映画化する(映画)
あとはグッツとかも含めて、世界を狙って作っていったりしたりするのも面白そうかなと思ったり。世界を目指す場合、コンテンツ的には、王道のものがいいと思うので、そういう意味では、集英社とかの方がハマるのかもですが。。。
なんて、GWの夜更けに、ただの素人が妄想にふけってみたのを書きなぐってみました。
まとめると、今後が楽しみだし、漫画業界がイケイケであれば、いろんな漫画家にチャンスが生まれ、面白い作品が多くなり、僕が嬉しい!
といういい循環になるので、ひたすら楽しみです!
乱文ですが、以上です!
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