こんにちは、ToTToです。
あっという間に、もうこんな季節で、季節は巡り巡って、今日も地球が回っているんだなーと思う今日この頃です。
なんて思っちゃう賢いそこのアナタや、そんなこと思わない僕のような人におすすめの漫画があります。
それは
「チ。ー地球の運動についてー」
です。
スピリッツで連載していて、連載当初からこれはやばい作品が始まったなーと思っていた「チ。ー地球の運動についてー」が、いつのまにかマンガ大賞2021でノミネートされていたので1巻と2巻がでたタイミングで紹介しようと思います!
これから、ますます面白くなりそうなので、おすすめです!
【おすすめ漫画】チ。ー地球の運動についてーがめっちゃ面白いのでおすすめな件
■チ。ー地球の運動についてーとは
「チ。ー地球の運動についてー」ですが、小学館のスピリッツで連載している漫画で、
連載が始まった当初から、各所でざわざわっと話題になっている注目の漫画なんです。
いつのまにかマンガ大賞2021のノミネート10作品にも入ってますし。
詳しい話は下で書いていこうと思うのですが、
骨太で面白くて、これからますます楽しみな漫画なので、ぜひチェックしてみてください!
■チ。ー地球の運動についてーのあらすじ
あらすじ
動かせ 歴史を 心を 運命を ――星を。
舞台は15世紀のヨーロッパ。異端思想がガンガン火あぶりに処せられていた時代。主人公の神童・ラファウは飛び級で入学する予定の大学において、当時一番重要とされていた神学の専攻を皆に期待されていた。
合理性を最も重んじるラファウにとってもそれは当然の選択であり、合理性に従っている限り世界は“チョロい”はずだった。しかし、ある日ラファウの元に現れた謎の男が研究していたのは、異端思想ド真ン中の「ある真理」だった――
命を捨てても曲げられない信念があるか? 世界を敵に回しても貫きたい美学はあるか? アツい人間を描かせたら敵ナシの『ひゃくえむ。』魚豊が描く、歴史上最もアツい人々の物語!! ページを捲るたび血が沸き立つのを感じるはず。面白い漫画を読む喜びに打ち震えろ!!
公式のあらすじは上の感じですが、
かみ砕くと地球が回っているという地動説にまつわるお話です。
物語は、教会が猛烈な力を持っていて、
教会が「宇宙は地球が中心で、全ての天体は地球を中心に回っている(天動説)」と広く教えていた時代が舞台です。
教会の教えに背く事は異端であり、異端認定されると、それはもう恐ろしいほどの拷問を受けるうえに、火刑という狂気の時代のなかで、
天動説ではなく、もしかして地球って回っているんじゃないかと気づいてしまった人たちの物語です。
たとえ異端とされても、自分に危険が迫ってこようとも、地球が回る地動説を研究した男たちの美学と狂気の漫画です。
世界を敵に回しても、貫きたい美学はあるか?
そんな漫画です。
■チ。ー地球の運動についてーの面白いおすすめポイント
なんとなくあらすじを説明したところで、「チ。ー地球の運動についてー」がなんでそんなにおすすめなんのかのポイントを説明します!
・面白いおすすめポイント1:歴史のうねりを感じる
今までずっと天動説が信じられていて、教会が恐ろしいまでの力を持っている時代に、「地球まわってました!」と言ったところで異端にされるだけ。
ひっくり返すには、タイミングはかる必要があり、その間にいろんな人が関わり、研究して、いろんな思いや決死の信念が紡がれていく。
そんな歴史のロマンや神秘とかいう綺麗な言葉では到底収まりきれない、壮絶なやりとりが、ひりひりと伝わってきて、歴史のうねりにどっぷりはまる事間違いなしです!
漫画だけどおそらく実際にこんな状況もあっただろうなと思えるし、ほんとに命がけだったんだと考えると胸のドキドキとページをめくる手が止まらないです。
・面白いおすすめポイント2:ゾクゾクするほどの狂った知性たちの生き様がアツい!
そもそも「地球がまわっている!?かも」と気がつくのは、賢い人だからこそ世界の心理に気がつき、確信を持つために深みにはまってしまってく。。。
神童と呼ばれるような賢い人が、ダメだとわかっていながら、好奇心や想像力、知性を抑えきれず、その魅力に取り憑かれ、狂わされ、身を危険に晒し、しかし信念を貫いてく姿は、ゾクゾクしちゃいます!
また、異端を取り締まる方もやはり一本も二本もネジが外れていることが多く。。。
激しいやりとりの末、狂気が狂気をよぶ世界観が手にじんわりと汗がにじみます。
クールで青い、高温の炎 VS 教会や既存の概念というメラメラと広がる狂気の赤い炎
なイメージです。
何を考えても、発言しても、研究してもいい時代に生きている僕たちには、刺激的な世界観なこと間違いないしです!
・面白いおすすめポイント3:『寄生獣』『ヒストリエ』など岩明均先生や「最終兵器彼女」の高橋しん先生も絶賛
おすすめポイントという枠ではないかもしれませんが、『寄生獣』『ヒストリエ』の岩明均先生が『まぎれもない才能を感じる。』と1巻の帯で絶賛していたり、2巻の帯では「最終兵器彼女」の高橋しん先生が賛嘆していたりで。。。
なんといっても岩明均先生に『まぎれもない才能を感じる。』と言わせる漫画です。
やばくないですか。僕がそんなコメントもらったら失禁しながら喜ぶ自身があるっす。
確かに『寄生獣』『ヒストリエ』に雰囲気や空気感が似てる感じがあるので『寄生獣』『ヒストリエ』作品が好きな人はおすすめだと思います!
■チ。ー地球の運動についてーの登場人物
ラファウ
孤児だったが合理的に生きることで、ポトツキの義子になり、大学に進学することが決まっている賢い子。
フベルト
「禁じられた研究」が見つかり異端者として捕まっていた人物。改心したため釈放され、ラファウの義父ポトツキが身柄を引き受けることに。異端者は2度捕まると即死刑になってしまうので。。。。
ポトツキ
ラファウの義父。学校の先生をしている。
ノヴァク
異端を探し見つける派遣異端審問官。服の袖がいつも血で汚れている、拷問と異端を見つける嗅覚が恐ろしい男。
オクジー
民間警備組合に所属し、決闘を代理で行う代闘士。とてもネガティブで、この世に希望を持てないでいる男。
グラス
民間警備組合に所属し、決闘を代理で行う代闘士。観測をし始める。
バデーニ
優秀だが田舎に左遷させられた修道士。
■チ。ー地球の運動についてーの作者、魚豊先生の過去作品
「チ。ー地球の運動についてー」について書いてきましたが、ここでちょっと脱線。
作者の魚豊(うおと)先生の過去の作品を紹介です。
過去マガポケで、「ひゃくえむ。」という100M走を題材にしたアツい作品が描いています。
この作品も、100mという競技に、命をかけるガチ勢がたくさん出てきてドキドキの面白い漫画です。
あらすじ
俺はトガシ。生まれつき足が速かった。だから、100m走は全国1位だった。「友達」も「居場所」も、“それ”で手に入れた。しかし小6の秋、初めて敗北の恐怖を知った。そして同時に味わった。本気の高揚と昂奮を──。100mの全力疾走。時間にすれば十数秒。だがそこには、人生全てを懸けるだけの“熱”があった。
いまKindleで1巻タダで読めるのでおすすめです!
ちょっとまって
— ToTTo (@218dais_) 2021年2月2日
「チ。 ―地球の運動について―」の作者の前作
「ひゃくえむ。(1) 」がタダなんだけど。https://t.co/WjibGgE0wK#漫画好きな人と繋がりたい #漫画
以上!ちょっと脱線してしまいましたが、
「チ。ー地球の運動についてー」
キングダムを筆頭に戦い系の歴史の漫画は数多くありますが、こういう学問系の漫画はあまりないので、そういう意味でも面白い漫画です。
普段あんまり感じない、地球のことを感じれる、アツい美学を貫く漫画なの気になった方はチェックしてみてくださいー
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