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絞り(F値)ってなに!?カメラの基礎知識

こんにちは。カメラを始めるときに、よくわかんなくなる用語についてまとめとこうと思います。

時々わかんなくなるんだよねーという人は、忘れたとき、あれっ!?っとおもったら見てもらえればと思います。よく忘れちゃうのは自分だけじゃないと信じたい(笑)

 

第1弾、『カメラの絞り(F値)』

第2弾、『カメラのシャッタースピード

第3弾、『カメラのISO感度(イソかんど)』

の全3部構成でいこうと思っています。 

 

絞り(F値)ってなに カメラの基礎知識

 それでは第1回『カメラの絞り(F値)』について。

 

目次

・絞り(F値)ってなに?

・絞り(F値)とシャッタースピードの関係

・最適な絞り(F値)の決め方とシャッタースピードの決め方

 

 この記事を書くにあたり改めて勉強すると、カメラで撮影することって光のコントロールする事なんだなと思ったのです。なので光の魔術師になった気分でちょっとお付き合いください。

 

絞り(F値)ってなに?

まず、絞り(F値)とは、レンズから入る光の量を調整することです。(知ってるよと言われるかもですが)

カメラの中にあるイメージセンサー(撮像素子、昔で言うとフィルム)に当たる光の量を調節しないと、光が多すぎると真っ白け、少なすぎると真っ黒になってしまうのです。ちょうどいい量にしないと何にも映らないという気まぐれなのがカメラになります。そんなセンシティブなカメラのイメージセンサーをコントロールするために、レンズの中ある複数の羽で光の量を調整して、写真の明るさを調整するのです。

絞り

絞りのイメージ

カメラに取り込む光の量を数値化したものがF値と言われていて、F1.4、F2、F2.8、F4、F5.6、F8…のように値が決まっています。レンズの胴体にも書いてあるやつですね。

F値を小さくすると絞りが開き、レンズを通る光の量は多くなり、F値を大きくすると絞られてレンズを通る光の量が少なくなります。

絞り(F値)のイメージ

絞り(F値)のイメージ

 

絞り(F値)とシャッタースピードの関係

写真を撮るには、この絞り(F値)に加えて、シャッタースピードが関わってくるのです。なんか急にややこしくなってきた気がしますが、魔術師になるためもう少しお付き合いを。

シャッタースピードについては、第2弾で詳しく書こうと思いますが、ザックリ言うと、

シャッタースピードはその名の通り、シャッターが動くスピードになります。シャッターが動く速さによって、入ってくる光の量を調節します。具体的には、

  • シャッタースピードが速い(シャッターが開いている時間が短い)程、取り込む光が少なくなり。
  • シャッタースピードが遅い(シャッターが開いている時間が長い)ほど、取り込む光の量が多くなります。

このシャッタースピードと絞り(F値)の2つを調整して、明るすぎず、暗すぎない、適正な明るさの写真を撮れる光の量を決めることを『露出』を決めると言います。

ちなみに、絞りをF5.6からF4に変えると、光の量は2倍に明るくなり、シャッタースピードも、1/250秒から1/125秒に変えると光の量は2倍になり明るくなります。逆の場合は、暗くなります。   

 

最適な絞り(F値)とシャッタースピードの決め方

例えば、絞りF4でシャッタースピード1/250の設定が、適正な明るさの写真が撮れるとします。

EV

この時、 絞りF2.8に変更しシャッタースピードを1/250ままにしてしまうと、明るくなる過ぎてしまいます。(絞りが開いて光の量が2倍になったので)なので、絞りF2.8に変更したら、シャッタースピードも1/500に変えると適性の露出になります。

 

そのほか、

F1.4の1/2000、F2の1/1000、F2.8の1/500、F4の1/250、F5.6の1/125、F8の1/60、F11の1/30、F11の1/15

の組み合わせだと適性の露出になります。絞りをひとつずらしたら、シャッタースピードもひとつずらすイメージです。

 

ここで疑問に思うのは、

こんなに適正露出の組み合わせがあったら、どの組み合わせにするか迷うじゃないか。と。 

 

実は、上の組み合わせ、光の量は同じなのですが、少しずつ撮れる写真が違うのです。

  • 絞り(F値)が小さくなるほど(絞りを開ける)、背景がボケる。
  • 絞り(F値)が大きくなるほど(絞る)、背景がボケない。
  • シャッタースピードが速くなるほど、被写体がブレない。
  • シャッタースピードが遅くなるほど、被写体がブレる。

という特性があるので、撮りたいシーンによって、組み合わせの中から選んでいく形になります。

 

例えば、

  • 運動会やスポーツ、ダンスなど動いている被写体を撮るときは、ブレないようにシャッタースピードが速い露出を選ぶといいと思います。
  • ポートレートのような、人物をドラマティックに撮りたいときは、背景がボケる絞り(F値)の小さい露出を。
  • 壮大な風景を撮るときは、ピントを手前から奥まで合わせたいので、絞りを絞るといいでしょう。

のように、シチュエーションに合わせて、露出を決めるのがいいと思います!

 

私は、Aモード(絞り優先モード:絞りだけ自分で決めると後はカメラがその絞りにあったシャッタースピードで撮影してくれるモード)にしていて、その時々で、後ろボカしたいか、ボカしたくないかだけ、決めて撮影しています。 

 

ちなみに、余談ですが、レンズによってミニマムの絞り(F値)が決まっていて

NIKKOR Z 24-70mm f/4 S

NIKKOR Z 24-70mm f/2.8 S

だと、ミリ数は同じですが上のレンズは絞りF4、下のレンズは絞りF2.8 になり、いろんな撮影シチュエーションに使えます。どちらもいいレンズですが、下のレンズの方が価格は高くなるのです。なので、交換レンズを買おうと思ったときはその辺も見て買うといいと思います!

 

まとめ

 ・絞り(F値)とシャッタースピードで適正な露出を決めて撮影する。

・ 絞り(F値)は 小さくすると絞りが開くと明るくなり、F値を大きくすると絞られて暗くなる。

シャッタースピードについて

 シャッタースピードが速い(シャッターが開いている時間が短い)程、暗くなる

 シャッタースピードが遅い(シャッターが開いている時間が長い)ほど、明るくなる

・露出の決め方はシチュエーションによって

 絞り(F値)が小さくなるほど(絞りを開ける)、背景がボケる。

 絞り(F値)が大きくなるほど(絞る)、背景がボケない。

 シャッタースピードが速くなるほど、被写体がブレない。

 シャッタースピードが遅くなるほど、被写体がブレる。

 

個人的なオススメは、

Aモード(絞り優先モード:絞りだけ自分で決めると後はカメラがその絞りにあったシャッタースピードで撮影してくれるモード)にして、その時々で、後ろボカしたいか、ボカしたくないか決めて撮影する。

 

以上!長くなりましたが楽しいフォトライフを!